改めて確認！賃貸と持ち家の違いって何？

賃貸物件に住み続けるか住宅を購入するべきか迷う人は非常に多いので、迷ったときにはこれらの違いを改めて確認してみると良いでしょう。住宅ローンの有無や家が資産となるかどうか以外にも、賃貸物件と持ち家では違っている要素はたくさんあります。それぞれにメリットやデメリットがあるので、具体的な特徴を知ることによって、後悔しない判断ができるようにしておくことが大切です。

賃貸物件に住むのであれば、住宅ローンを組む必要がありませんし、引っ越しが多い場合でも柔軟に対応することができます。持ち家があると住宅ローンを支払うことになりますし、転勤がある場合は夫や妻だけ単身赴任する可能性も高いです。賃貸物件は定期的に引っ越すことができるので、メンテナンス費用をかけず築年数の浅い家やクオリティの高い部屋に住み続けることができるメリットがあります。立地や間取りもライフスタイルの変化に対応できるので、子供が自立した後、夫婦が住みやすい部屋に引っ越すこともでき、子供が独り立ちしたことで部屋が余ってしまったという問題も起きないです。

一方で、持ち家を購入するのであれば、住宅ローンを完済すれば住宅費の心配をする必要がありません。賃貸物件に住み続ける場合は老後も継続して住宅費が発生しますが、持ち家はローンを払ってしまえば住宅費は発生しません。持ち家の場合は部屋数や間取りを自由に決めやすいことも大きな魅力であり、家族構成に合った家に住み続けることができます。賃貸物件の場合は住みたい場所に間取りが合う物件がない、立地条件を優先すると部屋数が少なかったという問題が生じやすいので、部屋数や間取りといった点では持ち家のほうが便利です。

双方ともメリット・デメリットがあるので、一概にどちらを選ぶべきだと言うことはできませんが、迷ったときはそれぞれの特徴を参考にして選ぶと良いでしょう。ライフスタイルの変化が激しくて1つの場所に留まることが難しい場合は賃貸物件がおすすめですし、ずっと同じ土地に住むことが分かっている場合や、将来の住宅費を心配したくない場合は持ち家がおすすめだと言えます。他にも、賃貸物件としてマンションを選ぶのであれば近所付き合いは少ないけれど生活音に注意しなければならないので、のびのびと子育てや生活したい場合は持ち家が便利です。あらゆるポイントを見比べることによって、自分たち家族には賃貸物件と持ち家のどちらがふさわしいのかチェックしてみると良いでしょう。